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歯茎が腫れた方はこちら

予想される診断と治療法

  1. 歯肉炎や歯周炎

    歯茎の炎症にとどまっているものを歯肉炎、歯槽骨にまで及ぶものを歯周炎といいます。どちらも歯茎の腫れをもたらす原因となります。

    根本的な原因は、お口の中の細菌による炎症なので、プラークや歯石を取り除きます。日々のケアが大切になってくるので、歯ブラシの仕方から見直していきます。 痛みが強い場合には、消毒をしたり、抗生剤の軟膏を使ったりしてまずは腫れを鎮めることもあります。
    お口の中のプラークや歯石の多さによります。
    保険の範囲で進められます。
  2. 根の中の細菌感染

    神経が死んでしまったりすることで根の中に細菌が入ると、根の先端などで病巣をつくり歯茎が腫れることがあります。初期には自覚症状はありませんが、放置すると痛みや腫れ膿などの症状が出てきます。

    基本的には根の中の清掃を数回行います。
    腫れが大きい場合は外科的に歯茎から膿を出すこともあります。
    数回かかります。
    保険の範囲でもできますが、場合によっては保険外治療でしっかり洗浄を行うこともできます。
  3. 親知らず周囲の炎症

    基本的な原因は、歯肉炎などと同じで細菌の繁殖になります。
    親知らずは斜めに生えていることも多いので、歯茎の間に細菌がたまりやすくなります。

    まずは歯肉の炎症を鎮めるために洗浄したり、抗生剤などを使用します。
    何度も腫れる場合などは抜歯を行うこともあります。
    保険の範囲でできます。
  4. 疲労や睡眠不足などの体調不良

    ストレスや疲労、睡眠不足がたまると免疫力が低下するために、細菌に感染しやすい状態になっています。これが歯茎の腫れに繋がります。

    お口の中の汚れの状況によって洗浄を行います。
    十分な睡眠をとり、規則正しい生活を送りましょう。
  5. 高血圧の薬などによる腫れ

    もし高血圧や心臓病の薬を飲んでいる方は、それが原因かもしれません。

    お口の中の汚れの状況によって洗浄を行います。
    また腫れた歯茎には細菌がたまりやすいので、薬の変更ができるかどうかかかりつけの医師に相談してみましょう。
お口の中の状況によって治療内容や回数などが異なります。
治療方法や治療期間など詳しい内容に関してはいつでも歯科医やスタッフにお気軽にお声をかけてください。